夏休み明けの子どもたちの自死を少しでも防ぐことを目的とした「学校ムリでもここあるよ2020キャンペーン」が始まりました(8月17日〜9月12日)。
ーーーーーーーーーーーー
政府の「2019年自死対策白書」によると、全世代の「自死者総数」と「自死死亡率」は減少していますが、大人の自死が減っている一方で、10代の自死は2010年以降増加し続けています。
特に夏休み明けの子どもの自死率が高く、そのことから学校という場が、子ども達にとって死を選ぶほどの心の負担になり、また周囲にそのことを相談できる関係がないことが感じられます。学校に行きづらさを抱えながら通っている子が中学生の約1割程度存在していることも、最近の調査でも明らかになっています(2018「不登校傾向にある子どもの実態調査」日本財団)。
(キャンペーンサイトより抜粋)
ーーーーーーーーーーーー
キャンペーンサイトでは学校や家庭以外にも、安心できる居場所や相談場所があることを子ども達に向けて紹介しています。
青森県内で登録されているのは、学び舎withYと フリースクール「あおもりサニーヒル」さんの2か所、全国では約140か所です(8月18日現在)。
「学校に行くのが苦しい」「逃げたい」「疲れた」というような子が近くにいたら「こういうところもあるみたいだよ」と、そっと教えてあげてください。
県内の2か所では保護者さまの相談も受けています。
●キャンペーンサイト
https://cocoaru.org/