成人の日に行われた【保護者と教員対象の県内企業説明会(青森県主催)】の運営をお手伝いしてきました。
富山県では高卒での就職先において県内企業が9割を越えているそうですが、青森県は半数近くが県外就職します。
県外に出ることが良くないわけではないけれど、まずは地元を「知る」ことが大切だと思います。
「県内にどういう企業があるのか?」
「地元企業の労働環境は?」
「青森で暮らす良さって?」
などを知ると、県外に憧れていた人でも案外地元に残ることがあります。
もちろん、知ったうえで県外を選ぶこともあるでしょう。
それはそれでOK。
外から地元を見つめるというのも大事なことなので。
「県内での就職は厳しい」という学校関係者もいるようですが、青森出身の人材を求めている企業はたくさんあります。
この日だけで26社が参加しました。
青森会場は30社、八戸会場は40社の参加です。
企業の人事担当者と直接話してみるとホームページやパンフレットだけではわからない特長が伝わってきます。
地元企業の魅力や社員の熱意、誇りなどを「知らない」のはもったいないなーと思うんです。
もっと言えば「知ろうとしない」ことはもったいない。
本人も保護者も、教員も。
早期離職の背景には就職活動における「受け身」の姿勢があるような気がしてなりません。
もったいない。