【定員(残席)状況】高3生・・・2名 高2生・・・2名 高1生・・・3名 中3生・・・4名 中2生・・・4名 中1生・・・4名 小学生・・・10名 おとな・・・若干名

子どもの自己肯定感を高める前に大切にしたいこと

学び舎withYのウリの一つだと自負していることがあります。
それは保護者との濃密なやり取りです。

子どもとの週1面談もウリなのですが、保護者の方とも不定期で割と長め(たっぷり2時間以上になることも)にお話ししています。
また、直接顔を合わせないときはメールやメッセージアプリで何往復もやり取りすることも多々。
なぜそこまでするかというと、保護者の応援をするのも塾を始めた理由だから。
私にとっては塾生と同じく、そのご家族も大切な存在です。

目次

おとなだって褒められたい!

子どもの頑張りや変化、塾での様子、克服しようとチャレンジしていることなどの情報共有に始まり、保護者から返ってくるのは「家では勉強しない」「ウソをついてごまかす」「学校に行きたがらない」「がまんできなくてキツく言ってしまう」などなど、よくあるグチや相談。
でも、実はそれらは表面的なことであって、本質的な問題は別のところにあるのではないかと思っています。

仕事上の悩みやご自身の親との関係といった課題と向き合いながら、正解のない子育てに悩んでいる保護者たち。
勉強しない、反抗的な態度をとる、スマホばかりいじっている、我が子。
それらに対して小言を言うけど、そもそもそうなったのは自分のせいではないかと責めてしまう・・・

子どもの失敗を受け止めたり、些細なことでも共感したり褒めたりしたい。
なのに、できないから落ち込む・・・

子育てって「やって当たり前」で、責められることはあっても褒められたり認められたりすることがあまりないものです。
誰にも助けを求められず、誰にも褒めてもらえない。
一人で抱え込んで余裕が無いんです。
いっぱいいっぱいなんです。

世の子育てしている方たちは、ホントによく頑張っていらっしゃいます。

「大丈夫ですよ」
「よく頑張ってますね」
「その考え素晴らしい!」
などと言うと涙をこぼされることがあります。
既にたくさん頑張っていて、認めてもらいたいのは大人も同じですよね。

「先生と話すと心が軽くなる」
「あおじゅんの『大丈夫』は魔法の言葉」
ひとしきり吐き出し、頑張りを認められることで、このように笑顔で私にフィードバックする余裕が生まれます
ご家庭内でもこの好循環が生まれたら嬉しく思います。

シャンパンタワーの法則

シャンパンタワーを知っていますか?
一番上からシャンパンを注ぐと、次の段のグラスにシャンパンが注がれていくセレモニーです。
結婚式やテレビなどで見たことがあるのではないかと思います。

そのシャンパンタワーをモチーフにしたシャンパンタワーの法則を「魔法の質問」で有名なマツダミヒロさんが提唱しています。

シャンパンタワーをピラミッド上に積み上げて
グラスをこんな風に見立てます。

1番上のグラスを自分自身と見立てて
2番目を、家族(身近な人たち)に見立て、
3番目を友達や一緒に働くスタッフと見立てて
4番目をお客様と見立てていきます。

こう考えた時に、
あなたは何段目からシャンパン(エネルギー)を注いでいますでしょうか?

シャンパンタワーの法則とは.マツダミヒロ

お母さんたちは
2段目から満たしていることが多いです。

自分はさておき
子どものために、時間を費やしている
旦那さんのためにエネルギーをつかっている。

もちろん、これも素晴らしいのですが
そうすると2段目がいっぱいになり、
3段目4段目が溢れていきます。

でも、全体は満たされません。

全体を満たすためには、
一番上のグラス、
そう自分のグラスをまず最初に満たさなければいけないのです。

自分の心のグラスを満たして
その溢れたエネルギーで家族を満たし、
その次にスタッフ、お客様と満たしていくことが必要です。

シャンパンタワーの法則とは.マツダミヒロ

いかがですか?自分のグラスを満たしていますか?
家の中が優しい言葉にあふれた心安らぐ場所になるように、まずは自分自身を大切にしてください。
ご家族やお友だちに「褒めて!」とお願いしてもいいし、それが恥ずかしかったら「よくやってるよ」と自分を褒めてあげましょう
よくやってると思えなくても、言えばいいんです。
ヒトの脳は案外騙されやすいので、何回も何回も言っているうちに本当に「よくやってるよな」と思えてきますから。

ご褒美もいいですね。
自分だけのおやつを買う、好きなアーティストのミュージックビデオを観る、仕事帰りに遠回りしてドライブする、ただゴロゴロする・・・ほんのちょっとのことでいいし5分くらいで構わないので、自分を喜ばせる時間を1日の中で作るようにしましょう。

ドロドロしたものが自分のグラスに溜まっているようなら、先にそれを減らすこと。
誰かにグチを聴いてもらう、今の気持ちを紙に書き出すなどしてグラスを軽くすることでシャンパンタワーの準備が整います。

保護者が変われば、子どもは変わる

気持ちに余裕が生まれれば、見え方が変わります
見え方が変われば、褒めポイントに気がつきます
褒めポイントに気がつけば、優しい気持ちになります
優しい気持ちになれば、笑顔が増えます
あなたの笑顔が増えれば、家族の笑顔が増えます

以下は、実際にwithY生の保護者からいただいたメッセージです。
「褒めポイントに気づけるようになったら幸福感、感じている」
「自分の趣味にも気持ちが向くようになった」
「息子もいろんなことを話してくれるようになったし、目付きも柔らかくなったような気がする」

この方はきっと、先にご自身の目付きが柔らかくなったのでしょうね。

親子・家族間の肯定的な関わりを積み重ねることで一緒に自己肯定感が高まったら素敵だと思いませんか?
このブログがきっかけとなり、無理のない範囲でご自身を満たしていただけたら幸いです。

学び舎withYには「気持ちを吐き出したい」という方のためにグチ聴きコースがあります。
入塾を前提としている方は無料、当塾に一時期でも籍を置いた方は永年無料です。

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