なぜ学習塾を始めたのか、何回かに分けて書こうと思います。
まず一番の理由は「子どもが好き」だからです。
かつては子どもが真剣な眼差しや笑顔が大好きで、子どもの成長を感じたときには何物にも代えがたい喜びを感じていました。
まあ、それは今も変わらないのですが、最近はもっとシンプルになりまして。
単に子どもと一緒の空間にいるのが好きなんだと気がつきました。
別に真剣な眼差しをしていなくても、ふてくされていても、ブーブー文句を垂れていても、存在自体がめんこいなーと愛おしくなります。
だから、子どもと一緒に過ごせる仕事をすることにしました。
子どもにとって私と出会うのが幸か不幸かはわかりませんが、少なくとも私は子どもの幸せを願っています。
誰もが大きな可能性を持った存在でありながらも彼らなりの悩みや漠然とした不安を抱えて右往左往する思春期の子どもに寄り添い、成長を見守り、その手助けがしたいと考えています。
子どもの幸せのために何をするのか(何をしないのか)考えることに多くの時間を費やすことのできるこの仕事、とても幸せです。
「好き」とか「幸せ」とか、おじさんが連呼して気持ち悪いですね。
次はまた別の観点から書くので、懲りずにお付き合いください。